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司法書士鎌田幸子のブログ

28歳のときに独立開業した女性司法書士の日々をつづっています。東京都品川区西五反田より気の向くままに、仕事のこと、お気に入りのもの、おいしいものなど書いていきます。

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相続登記は放置しておくと大変です

「相続登記に期限はあるのですか」とよく訊かれますが、登記の期限はありません。
不動産の登記の場合、義務ではないので、登記をするかどうかも任意です。
相続税の申告のように期限が決まっているわけでもないし、義務でもありません。

だったら相続登記しなくてもいいじゃん、と思われるかもしれませんが、
確かに住んでいるだけであれば相続登記をしなくても困らないかもしれません。
しかし、いずれ売却をしたり、担保を設定したりする際には必ず相続登記をしなければなりません。
死者名義のままでは手続ができませんので。
そうすると、いつかどこかで誰かが困ることになるのです。
お子様方、お孫様、その先の世代の方なり、誰かが苦労することになります。

相続登記を放置しておくと、書類集めが大変です。
被相続人の除票など、一定の期間を経過すると廃棄されてしまう書類があります。
取得できない書類があると、追加で用意しなければならない書類が増えてしまいます。
権利証とか納税通知書とか不在住・不在籍証明書とか。
また、その後、次々に相続が発生した場合、更にその方達の戸籍謄本等を集めなければなりませんので、芋づる式に書類が増えていきます。
時間も費用もかかってしまうことになります。

そして、一番の問題は、
次々に相続が発生して、相続人が下の代にうつったことで、
遺産分割協議でもめる・相続人と連絡が取れず遺産分割協議ができない、
といったことが生じてしまいます。
ご兄弟姉妹間は仲が良かったとしても、そのお子様同士、更にはお孫様同士まで仲が良いとは限りません。
だんだん疎遠になっていくことが多いでしょうし、連絡先すら分からないということも珍しくありません。
相続登記の依頼をいただいたけれど、遺産分割協議ができなくてこう着状態というのも残念ながらございます。

ですので、相続登記は速やかに行うことをお勧めします。
一刻を争うわけではないですが、1年以内、少なくとも5年内には終わらせてしまった方が、後々苦労しなくて済みますので・・・。
ぜひお早めに。
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プロフィール

kouko

Author:kouko
昭和54年6月生まれ。愛媛県松山市出身。
松山東高校卒業後、慶応義塾大学法学部政治学科卒業。
平成18年に司法書士試験合格、平成19年7月25日独立開業。
資格を取って開業したいと思って、司法書士を目指し、最初から最後までお客様と関わりたいと思って、独立をしました。
何より嬉しいのは、お客様の不安を少しでも取り除いて、最後にありがとうと言われたとき。
日々落ち込んだり、悩んだりもしますが、司法書士の仕事を楽しくやっています。

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