司法書士鎌田幸子のブログ

28歳のときに独立開業した女性司法書士の日々をつづっています。東京都品川区西五反田より気の向くままに、仕事のこと、お気に入りのもの、おいしいものなど書いていきます。

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「ざっくりとした金額でいいから」って難しい

不動産の登記でよくある問い合わせで返答に困るのが、
「ざっくりでいいから見積ってほしい」。

登記費用には大きく分けて、司法書士報酬と、登録免許税等の実費の2つがあります。
当事務所では、司法書士報酬は一律料金です。
不動産の価格が高かろうと安かろうと報酬は変わりません。
そうでないと、お客様にとって結局いくらになるのかが分からなくて不安を与えてしまうので。
ですので、報酬に関してはいくらですと明言できるのですが、
問題は登録免許税の部分です。

不動産の売買や、贈与や相続による名義変更の登記の場合、
登録免許税は、不動産の年度価格をもとに税率をかけて計算します。
ここでいう不動産の年度価格とは、納税通知書や固定資産評価証明書に記載されてある評価額のことです。
時価や路線価、売買価格ではありません。

例えば、相続の場合だと税率は0.4%なので、
不動産の年度価格が1,000万円だと、登録免許税は4万円になります。
1億だと40万円になります。

要は不動産の価格によって、登録免許税はかなり違ってくるため、
登録免許税が数千円の人もいれば、数十万円かかる人(場合によっては100万円を超える人も)います。

費用のお問い合わせがあった場合、上記のような回答をするのですが、
それでも「ざっくりでいいから、いくらくらいになるの。大体でいいからさ。」みたいに言われると、「うーん・・・」となってしまいます。
これくらいの規模の不動産でこれくらいの登録免許税でしたよ、くらいのことはお伝えしますが、
不動産の場所によって価格も様々ですので、実際の金額は予想と違うことのほうが多いと思うのです。

これが売買になるとさらに複雑です。
土地と建物とは税率が違うため、
マンションの売買価格を言われても、単純に登録免許税を計算できないのです。

不動産の年度価格が載っている納税通知書や固定資産評価証明書と登記事項証明書をいただければ、正確な金額はお見積もりできるのですけどね。
単にお問い合わせの段階で、そこまで資料を用意されていらっしゃらない場合がほとんどですし。
トータル金額を知りたいのは誰しもそうだと思うので、できる限り正確な金額をお伝えしたいとは思っているのですが。。。

ざっくりの金額を求められたとき、他の司法書士の方々はどうされていらっしゃるのでしょう?
上手な答え方があれば教えてほしいです。

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プロフィール

kouko

Author:kouko
昭和54年6月生まれ。愛媛県松山市出身。
松山東高校卒業後、慶応義塾大学法学部政治学科卒業。
平成18年に司法書士試験合格、平成19年7月25日独立開業。
資格を取って開業したいと思って、司法書士を目指し、最初から最後までお客様と関わりたいと思って、独立をしました。
何より嬉しいのは、お客様の不安を少しでも取り除いて、最後にありがとうと言われたとき。
日々落ち込んだり、悩んだりもしますが、司法書士の仕事を楽しくやっています。

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